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スキマ寮@石橋2017年度 新寮生募集!!

大阪大学のふもと、石橋にスキマ寮を作りました。定住者だけでなく、誰でも使えるシェアハウスです。 いつでも来て、寝たり食べたり飲んだり話したりしてください。イベントや読書会あるいは、秘密結社の儀式など、なんにでもお貸しできます。興味がある方はいまそこでただちにお問い合わせください。(お茶しよっか。)連絡をもらえれば、誰にでも鍵のありかをお教えします。勝手に入っちゃってください。ishibashisharenokai@gmail.comまで連絡を!〒563-0032 大阪府池田市石橋1-21-10

第二回研究会〈キキ〉――共同研究 転向 読書会

明日(水曜)に研究会〈キキ〉やりまーす。
前回のつづきですよー。藤田省三の「昭和八年を中心とした転向の状況」を読みます。
前回は、「転向」って言葉が実ははじめ、自分を批判して方向を変えるといういい意味で使われていたということが分かりました。
そのほか、「日本は本当に戦争に負けたのか」みたいな話もありました。わりと戦後を語るうえで抜け落ちてる観点ですね。

『共同研究 転向1』(鶴見俊輔藤田省三ら著)
藤田省三 昭和八年を中心とする転向の状況」読書会
次の水曜日(7/27 20時から スキマハウスで)

いろいろ危機的な状況だと言われていますねえ。
改憲の危機とか、民主主義の危機とか、平等の危機とか、
うんぬんかんぬん

いやいや、てか、その危機は自分で招いたものだから。

この時代に最も重要なのは、
時代の危機に対処するのではなく、
自分自身を危機に陥らせることです。

そのために研究会〈キキ〉をやってみます。

正しさを叫ぶことに安住せず、
力をふるうことに溺れず、

そのふたつの間をふらふらと行き来し、
絶えず危機に自らを陥れること
これ以外に、時代の危機に対処する方法はありません。

さてさて、
豊かで夢ある大正なんてさっさと忘れて
ちょっとずつ、あの昭和を思い出しましょう。
私たちは全体主義時代を生きていくのですから。

そして、その時代は僕にとって、
とてつもなくおもしろい時代なのです。

〇共同研究 転向とは?
転向ってのは「権力に強制された思想の変化」のことです。
国家が個人にどう襲い掛かるか、そのとき個人はどう行動するかを考え、社会と個人、現実と理想の関係を考える上でも重要な著作です。僕も大学三回生のとき に、この本と丸山真男で現実と理想のこと、政治的態度ってやつですね。これを勉強しました。とてもおもしろいし、いまでも転向者でありたいと願っていま す。

以下 思想の科学wikiより
鶴見らが取り組んだのは、戦前に自由や平和を唱えていた知識人たちは一体なぜ戦争に反対しなかったのか、という問題だった。10数名の学生たちと8年がか りで調べ、その成果をまとめたのが『共同研究「転向」』である。「転向」とは一般に共産主義者らが権力の弾圧を受け、その思想を放棄すること、とされてい た。しかし鶴見は転向を「悪」としてみるのではなく、「権力によって強制されたために起こる思想の変化[8]。」と定義した。共同研究では、共産主義者だ けでなく、様々な思想を抱くおよそ50人の人物を取り上げ、なぜ「転向」したのかを調べた。鶴見は共同研究「転向」の意義を「転向の事実を明らかに認め、 その道筋をも明らかに認めるとき、転向体験はわれわれにとっての生きた遺産となる